●なぜ肉で脳卒中が減ったのか?
脳出血の重要な原因は、タンパク質の不足と、食塩の摂り過ぎでした。
以前の日本人の食生活は、味噌汁や漬け物などの塩辛いものをおかずにして、
ご飯でお腹を膨らませるというものでした。
魚、肉、卵などのタンパク質を多く含んだ食品が不足していたため、
タンパク質を材料とする血管が、固く、もろく、破れやすかったのです。
加えて、塩幸いおかずで塩分の摂取が多くなり、それが高血圧を引き起こし、
弱い血管に圧力をかけるものですから、脳の血管が破れ、脳出血で倒れる人が
多かったのです。
肉を食べるようになって、タンパク質の摂取量が増えました。
特に、日本人は、大豆製品や米、そばなどから、植物タンパクを主にとっていましたから、
不足していた動物性タンパク質をとることで、タンパク質を構成しているアミノ酸のバランスが
よくなりました。
その結果、血管に弾力ができて丈夫になりました。
血管に弾力があれば血圧も上がりにくく、少しぐらい上昇しても破れることはなくなりました。
さらに、タンパク質には余分な塩の排泄を促進して、塩のとりすぎによる高血圧を予防する作用もあります。
また、動物性タンパクに多く含まれる、メチオニンなどの含硫アミノ酸(硫黄を含んだアミノ酸)には、
神経に作用して血圧を下げる働きのあることも、最近の研究で明らかにされています。
返信する